母子手帳関連イベント@ガザ/オンライン開催のお知らせ
UNRWAでは、日本とUNRWAの関係樹立70周年を記念し、6月6日に母子手帳に関連するイベントを開催します。
●イベント名
Growing Together: 15 Years of UNRWA Experience with Japan’s Maternal and Child Health Handbook
●主催/共催/後援
主催:国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA)
共催:独立行政法人国際協力機構(JICA)
後援:国際母子手帳委員会、日本WHO協会
●イベント概要
パレスチナの母子健康手帳は、日本の支援により、2005-2008年に国際協力機構(JICA)と保健庁が共同で実施し た「母子保健に焦点を当てたリプロダクティブヘルス向上プロジェクト(フェーズ1)」によって誕生しました。
また、母子健康手帳がパレスチナの共通の保健増進のためのツールとなった大きな局面は、UNRWAと幾つかの主要NGOがもともと使っていた既存の母子保健関係のカードを廃止し、母子健康手帳に一本化したことでした。
このように、日本およびJICAの支援により誕生した母子手帳がUNRWAの努力により、当機関の活動地域であるガザ地区、シリア、レバノン、ヨルダン、東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区に広く導入されてきた事実は特筆に値します。
本イベントは、日本・UNRWA関係樹立70周年を記念するとともに、上記のようなJICAとUNRWAの母子の健康増進へ成果および貢献を踏まえ式典を開催するものです。
また、第二部では、日本とガザ地区からそれぞれ5歳未満の子供を持つ母親5名が参加する中でオンライン交流会を開催し、母子手帳や子育てに関して意見交換を通して双方の友好関係と相互理解の拡大を図りたいと考えています。
●日時
2023年6月6日(火) 現地時間10:00~12:00(日本時間16:00~18:00)
●場所
ガザ地区内(詳細は参加者の方にお伝えします)/オンライン(第二部のみ)
●式次第
<第一部> 10:00〜30分程度を予定(現地時間)
日本特有の母子手帳がガザ地区、またUNRWAの活動地域に導入され、パレスチナ難民の母親や子供たちの健康を支えてきたことへの感謝と日本・UNRWA関係樹立70周年を記念した式典
出席者(予定)
・対パレスチナ日本政府代表事務所 中島洋一所長
・JICAパレスチナ事務所 星光孝所長
・UNRWA 清田明宏 保健局長
・対パレスチナ日本政府代表事務所 堤酉介書記官
・ガザ地区の母子手帳を利用するお母さんやその子供たち
<第二部> 11:00〜1時間程度を予定
日本とガザ地区から、それぞれ5歳未満の子供を持つ母親約5名が参加し、母子手帳や子育てなどに関するオンラインでの交流会を実施。
本イベントは治安情勢などによって、変更の可能性もあります。
イベントに関する質問・問い合わせやイベントにご参加いただけるメディアや関係者の皆様、また関心を持って下さる日本の皆様がいらっしゃいましたら、以下の連絡先までご連絡下さい。
運営代表・連絡先
国連パレスチナ難民救済事業機関
エルサレム本部渉外・広報局
広報スペシャリスト
新田 朝子